Nintendo Switch WiFi ルーター・LAN

Nintendo Switch を Wi-Fi / インターネット に手動でつなぐ方法 NEC Aterm PA-WG2600HP3につなぐ例で紹介

2018年8月15日

Nintendo Switch を Wi-Fiルータ(NEC Aterm PA-WG2600HP3 )につないで、Wi-Fi/インターネットにつなぐ方法と、「見えて安心ネット/こども安心ネットタイマー」で管理する方法を解説します。

Nintendo SwitchをWi-Fiルーターにつなぐ手順

簡単な流れ

  • Nintendo Switchの MACアドレスをメモる
  • Wi-Fiルーターにつなぐ
  • ローカル固定IPアドレスに設定する

Nintendo SwitchのMACアドレスを調べてメモる

ホーム画面から、「設定」を選びます。左カラムに、「インターネット」という項目を選びます。

Nintendo-SwitchのMACアドレス
Nintendo-SwitchのMACアドレス

「インターネット設定」には、「本体のMACアドレス」が表示されます。これをメモっておきましょう。Wi-FiルーターのPA-WG2600HP3での設定で必要になります。

Nintendo SwitchをPA-WG2600HP3に接続する

PA-WG2600HP3側の準備(SSIDの接続制限を解除)

Nintendo Switchは、2.4GHz、5GHz帯のSSIDに接続することができます。自分が使うNintendo SwitchとWi-Fiルーターの距離を考えて、

  • Wi-Fiルーターが見えて、距離も10m以内であれば、5GHz
  • Wi-Fiルーターが見えない位置関係なら、2.4GHz

につなぐようにします。2.4GHzと5GHzのSSID両方の接続設定をしておくと、電波の状態で切り替えて使えます。

タブレットやパソコンのブラウザで、PA-WG2600HP3のクイック設定Webにアクセスします。

ESS-IDステルス機能とMACアドレスフィルタリングを解除
ESS-IDステルス機能とMACアドレスフィルタリングを解除

2.4GHz、5GHzのSSID(オーナーSSID)の「子機の接続制限」で、ESS-IDステルス機能とMACアドレスフィルタリングをOFFにします。「設定」ボタンを押して変更を反映させます。

設定時の手間がかかる「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」は、OFFのままで使いましょう。

Nintendo Switchから、SSIDにつなぐ

Nintendo Switch 設定 インターネットに接続
Nintendo Switch 設定 インターネットに接続

「設定」→「インターネット」→「インターネット設定」を選択します。「インターネット設定」は、1番上にあります。

「ネットワークを検索しています」とでて、「見つけたネットワーク」で、自分のPA-WG2600HP3のSSIDを探します。

Nintendo Switch Wi-FiのSSIDを選ぶ
Nintendo Switch Wi-FiのSSIDを選ぶ

つなぐSSIDを選ぶ(Aボタンをおす)と…

Nintendo Switchを買って、はじめての設定では、みまもりSwitchによる制限はありません。飛ばしてください。

みまもり設定で暗証番号が必要
みまもり設定で暗証番号が必要

Nintendo Switch は、みまもりSwitch が設定されている場合、Wi-Fiの接続先も暗証番号(管理者の親の許可)なしでは、自由に設定できないように制限してあります。

みまもりSwitchの暗証番号を入れる
みまもり設定の暗証番号を入れる

みまもりSwitch アプリにある、みまもり設定 の4桁の暗証番号(PINコード)の数字を入れます。

SSIDのパスワードの入力画面になります。

Nintendo SwitchのSSIDのパスワードの入力
Nintendo SwitchのSSIDのパスワードの入力

SSIDのパスワード(暗号キー)を クイック設定Webを見て(か、本体の裏側に記載されているのをみて)入れます。

OKの+ボタンを押すと、

アクセスポイントとインターネットに接続しました
アクセスポイントとインターネットに接続しました

本体〜アクセスポイント、アクセスポイント〜インターネットにチェックが入って、OKがでます。

接続に失敗したのであれば、

  • SSIDの選択とパスワードを間違えた
  • PA-WG2600HP3の接続制限 MACアドレスフィルタリングがONになっている
  • そもそも、PA-WG2600HP3がインターネットにつながっていない

が原因です。

「見えて安心ネット」で子機端末の登録とMACアドレスフィルタリング

クイック設定Webで、「見えて安心ネット」のウインドウを開きます。

5GHzに未登録の端末あり
5GHzに未登録の端末あり

未登録の子機端末1が接続しています。MACアドレスを先にメモったNintendo Switchと同じであることを確認します。

端末1の設定するのアイコンをクリックして、「端末情報設定」でNintendo Switch(子機)の登録をします。

端末情報設定で区分と名前をいれる
端末情報設定で区分と名前をいれる

端末区分は、まだ全部の設定ができていないので、「おとなの端末」にしておきます。端末名は、「○○のNS」とかでも良いですね

注目すべき点は、Nintendo Switchは、IEEE802.11ac でつながっていることです。5GHz帯の見通せる範囲内であれば、そこそこのWi-Fiのスピードがでるということです。

端末登録ができたら、

MACアドレスフィルタリングだけはONにしておく
MACアドレスフィルタリングだけはONにしておく

SSIDの接続制限のうち、MACアドレスフィルタリングをONに戻します。

ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)は、OFFのままでかまいません。

S爺
S爺
PA-WX6000HPなど最近のWi-Fiルーターでは、MACアドレスフィルタリングは、見えて安心ネットでやるので、MACアドレスフィルタリングとESS-IDステルス機能はOFFのままで使います。

近所に自分ちのSSIDが表示されるのが嫌な人は、これをONにします。ただし、SSIDの隠蔽設定にする場合、もう一度、SSID、暗号形式、パスワードを入れ直して接続設定を再登録しなおすことになります。

Nintendo Switchの場合は、SSIDの隠蔽を使う場合、接続しやすいようにするための設定が付いています

SSIDを隠蔽すると接続できないことがあるので
SSIDを隠蔽すると接続できないことがあるので

ローカル固定IPアドレスで使う人は、SSIDを隠蔽(ステルス)にしている人が多いので、こういう設定項目がNintendo Switchにはあります。これで、SSIDにつながりにくいという問題は回避できるようになっています。

Nintendo Switchをローカル固定IPアドレスに設定する

Nintendo Switchのような携帯ゲーム機は、家の中でWi-Fiで使う場合、安定させるために、必ず ローカル固定IPアドレス(静的IPアドレス、static IP address)を設定して、他のWi-Fi端末とIPアドレスがかぶらないようにします。

詳しくは、こちらのページに書きました。

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具体的に、Nintendo Switchのローカル固定IPアドレスを設定します。

Excelで管理しているIPアドレス帳で、登録するスイッチのIPアドレスを決めます。重複しないように管理してください。

IPアドレス帳でIPアドレスを管理する

今回は、例として、

  • IPアドレス:192.168.0.69
  • サブネットマスク:255.255.255.0
  • ゲートウェイ:192.168.0.1
  • DNS(ネームサーバー):192.168.0.1

にしてみましょう。

登録済みの接続先の設定を変更

「設定」、「インターネット」の、「インターネット設定」で、

登録済みのネットワークの設定変更
登録済みのネットワークの設定変更

「登録済みのネットワーク」から、さきほど登録したSSIDを選びます。

設定の変更
設定の変更

設定の変更を選んで、IPアドレスの変更をします。

IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを設定

登録済みのネットワークを選択しては、固定IPアドレスに変更していきます。

みまもりSwitchの設定をしていなければ、この暗証番号を聞かれません。

みまもりSwitchの暗証番号を入れる
みまもりSwitchの暗証番号を入れる

ここで、みまもり設定の暗証番号を聞かれるので、暗証番号を入れてください。

設定変更画面にはいれたら、「IPアドレス設定」を選びます。

IPアドレス変更
IPアドレス変更

IPアドレス変更をすると、DNS変更も必要です。Proxy設定とMTUは変更しません。

IPアドレスは手動
IPアドレスは手動

IPアドレスをDHCPサーバの自動割り振りから、自分で決めたアドレスに変更するために、手動にします。

IPアドレス、サブネットマスク
IPアドレス、サブネットマスク
  • IPアドレス:192.168.000.069
  • サブネットマスク:255.255.255.000
  • ゲートウェイ:192.168.000.001

と、それぞれ入れていきます。

サブネットマスク
サブネットマスク入力中

一度、Bボタンで消去してから入力し直すという…

S爺
S爺
3DSと同じように、「0」をわざわざ「000」とそれぞれの数字を3桁で合わせるところからも、同じOSが使われているようですね。

DNS(ネームサーバー)も変更

DNS(ネームサーバー)は、Wi-Fiルーターにするのが基本です。

DNS設定も手動
DNS設定も手動

DNS設定も、手動にして、優先DNSを、192.168.000.001に変更します。

変更したら、保存ボタンをおして、設定を保存します。

設定を保存しました

これで、固定IPアドレスになるはずです。「このネットワークに接続」をしてみましょう。「接続しました。」とでたらOKです。

接続テストをする
接続テストをする

設定で、IPアドレスが変更されていることを確認したら、「接続テスト」をしてみましょう。

Nintendo Switch Wi-Fi接続テスト結果
接続テスト結果

NATタイプが、Bになっていれば、オンライン対戦ができます。ダウンロードは、42.8Mbps、アップロードも、15.6Mbpsとまずまずの速度がでているので合格でしょう。

こども安心ネットタイマーを設定する

見えて安心ネットに端末では、おとなの端末で登録して、設定をします。

こども安心ネットタイマーは、曜日ごとで細かく指定できる
3DSの場合と同じ

その後、子供に渡すときには、端末区分を「こどもの端末」に変更して、Wi-Fiにつながる時間帯を制限します。

こども安心ネットタイマーで事前テンプレートを使う
こども安心ネットタイマーで事前テンプレートを使う

この辺は、3DSと同じですが、みまもりSwitchの設定と併用することで、強力な使用制限を課すことができます。ぜひ活用してください。

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まとめ

Nintendo Switchを NEC Aterm PA-WG2600HP3にWi-Fiでつなぐ方法をまとめました。

今は、SSIDのESS-IDステルス機能(隠蔽されたSSID)はOFFのままで使います。

ただし、MACアドレスフィルタリングだけは必ずONにして、「見えて安心ネット」と「こども安心ネットタイマー」で管理してください。(PA-WX6000HPでは、MACアドレスフィルタリングはなくなりました。見えて安心ネットだけで対応します。)

  • Nintendo みまもりSwitch は、Wi-Fiの接続先を制限できる
  • PA-WG2600HPシリーズ(WX6000HP)の「こども安心ネットタイマー」で制限する
  • 夜は、親が指定した保管場所に戻す

この3点を厳しく制限することで、管理できます。







  • この記事を書いた人

SG(S爺)

週末にゲームに興じるジジイです。 提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。

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