Amazon Fire TV stickの最新モデルが、2018年12月12日に発売になりました。

Fire TV stick 4Kは、その性能からして、Fire TV とFire TV Stickが一緒になったものです。しかし、有線LANがついていない点が気になります。その辺を別ページで詳しくレビューしていきます。
Fire TV stick 4Kと、旧モデルのFire TV stick (2017年)とFire TV 第3世代の比較
ざっくりと表にしてみました。
- 第3世代火箱→ Amazon Fire TV 第3世代
- 第2世代火棒→ Fire TV stick 第2世代
| Fire TV stick 4K(第3世代) | Amazon Fire TV(第3世代) | Fire TV stick 第2世代 | |
| 価格(税込み) | 6980円 | 8980円 | 4980円 |
| プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | Amlogic Quad-core 1.5GHz | ARM 4xCA53 | MediaTek Quad-core ARM 1.3 GHz |
| グラフィック(GPU) | IMG GE8300 | Mali450 MP3 | Mali450 MP4 |
| メモリー |
1.5GB ?! | 2GB | 1GB |
| 出力解像度 | 2160p 60fps HDR 10+ | 2160p 60fps、HDR 10 | 1080p |
| ストレージ | 8GB | 8GB | 8GB |
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac デュアルバンド、デュアルアンテナ | 802.11a/b/g/n 5GHzは4chのみ | 802.11a/b/g/n/ac対応デュアルバンド、デュアルアンテナ |
| Bluetooth | Bluetooth 4.2/5.0 BLE | Bluetooth 4.1, BLE | Bluetooth 4.1 |
| 音声 | Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー | Dolby Atmos, 7.1サラウンド対応, 2chステレオ, 最大5.1chのHDMIオーディオパススルー | Dolby Audio |
| 入出力端子 | タイプA HDMI (HDCP2.2)micro USB(電源用) | タイプA HDMI( 1.4b出力、HDCP 1.4 ) Micro USB(電源用) | |
| サイズ(本体のみ) | 99 x 30 x 14 mm | 65.0 x 65.0 x 15.0 mm | 38.4 x 150.7 x 16.7 mm |
| 重さ | 53.6g | 87.1 g | 45g |
| リモコン等 | アレクサ対応音声認識リモコン | 音声認識リモコン | 音声認識リモコン |
| その他 | 別売の有線LANアダプターは? | 別売の有線LANアダプター 1780円 | ← 同じ |
スペックからみても、どうやら、Fire TV (第3世代)の後継のようです。
Fire TV に相当するものは、【Fire TV Recast】というHDD内蔵のセットトップボックスになります。
- HDMI出力が、UHD(4K)2160p/60fpsと明記され、HDR+まで対応するらしい
- micro SD カードスロットなし
- 有線LANポートなし
- USB2.0ポートなし
- Dolby Atmos対応 (要 AVアンプとサラウンドスピーカーシステム)
- UHD(4K) HDR10対応テレビかディスプレイ
アレクサ対応音声認識リモコン
2017年末にEcho(アレクサの端末:スマートスピーカー)が日本で発売になりました。2018年12月12日から、Echoから、Fire TV やFire TV stickとの連携ができるようになっています。
アレクサ対応音声認識リモコン単独で、「アレクサ ○○を再生」と番組名を音声で入力して再生することができるようになりました。
いままでは、リモコンについているマイクに向かって、番組名などのキーワードを話すだけでした。
Echo Showに合わせて、Fire TV Stickとの連動もできるようになりました。
すでに、Google Home で、Chromecast(Fire TV stickみたいなもの)から再生という連携が実現しているわけですから、Amazonも日本での対応が、やっと実現しました。
4KとHDRについて
4K (UHD)
すっかり身近になってきた、UHD(4K)は、いまでのフルHD(1920×1080ドット)の解像度の4倍のきめ細かさを持っています。

4Kというけど、正式にはウルトラ ハイ ディフィニション(Ultra High Definition)略してUHD、Ultra HDと表記します。
ハイビジョンテレビは、HDのことを言いますから、4Kでない、前のFire TV stickでも見られます。
ただし、入力端子がHDMIでないので、HDMIをD端子などに変換するHDMIコンバーターが必要です。
HDR 10+
HDRは、ハイダイナミクレンジの略です。映像の明るいところと暗いところの差が大きいことを意味します。
通常、映像を送る信号が大きすぎるので、(本当に明るい、真暗な部分の映像情報をカットして)省いた映像信号を送っています。
それを、HDMIというケーブルが伝送できるギリギリの速度で、明るさの情報も倍にして送ろうという考えでやっています。そのかわりに、色の情報信号を圧縮して省いています。
HDR対応のテレビやディスプレイでなければ、意味がありません。
UHD(4K)&HDRといえば、PS4 Proです。通常の 1080p/60fpsと2160p/60fps HDR の画質は、ゲームで遊ぶ上で、パッと見た目での大きな差はありません。
UHD(4K)については、ハッキリクッキリ感が”言われてみれば”分かる程度です。
HDRを実現するために、ディスプレイやテレビの輝度をあげて表示しますから、水晶体が濁ってきた、我々のような爺婆にとって明るい画面が眩しいだけです。
有線LANポート
Fire TV stick という「Stick(棒)」で、テレビやディスプレイの裏側のHDMI端子に挿して使うことを想定しています。
- 電源のmicroB USBポート
- HDMI-Aのプラグ
しかついていないので、有線LANにつなぐことができません。
HDMI入力端子のあるテレビの裏やディスプレイの裏、AVアンプの裏は、Wi-Fiの5GHz帯の電波が届きにくい場所なので、十分な伝送速度が出ません。
なのに、「データ通信量が爆増するUHD(4K)コンテンツを見ろ」って、そりゃ無理な話です。
現行のFire TV 用の有線LANアダプターが使えます。
対応機種 - Fire TV Stick 4K、Fire TV Stick (第2世代)、Amazon Fire TV (第3世代)。その他の端末には対応しておりません。
Fire TV stick 4Kは、どんな人向けなのか?
- UHD(4K)&HDRのテレビやディスプレイを持っている人
- ブログネタにする人
- Fire TV やFire TV stickを持っていない Amazonプライム会員の人
です。

既に、Fire TV stickやFire TV 2015年モデル( 第2世代)、2017年モデル(3世代)を持っている人は、買いかえる必要はありません。
プライムビデオに4K、HDRの番組やコンテンツが少ない問題
Fire TV は、HDMIの接続状況でUHD入力を検知すると、4K Ultra HD対応番組を表示してくれます。

4K Ultra HD TV番組が選択できても、インターネット回線のダウンロードが十分に速くなければ、Ultra HDの表示にならずに、1080pでしか見られません。

でも現状、見たい番組がない。
Fire TV 第3世代 で見るUltra HDのコンテンツは、2160pでも24fpsか30fpsのようなカクツク映像になります。60fpsのヌルヌル感がない動画です。
私や家族は(無料の)アニメを見るのに使っています。それらは、720pのHDか、1080pのフルHDのコンテンツです。UltraHDで表示できるものは、たいしたものがそろっていません。
UHD(4K)&HDR接続は、AVシステムが厳しい
私の書斎のAVシステムを更新中で、AVアンプからのUHD(4K)&HDRディスプレイへの接続のテストを繰り返しやっています。
- HDMIケーブルが、どうしても長くなってしまうので、UHDとHDR表示が不安定
- HDMIの接続情報の保持が災いして、1080p機器との切替で映像や音声のロストがおきる
- HDCP 2.2とHDCP 1.4の切替で、画面がブラックアウトしたり、音声のロストがおきる
- AVアンプの裏側に、Fire TV を直挿しすると熱暴走がおきる
- AVアンプの裏側の配線スペースが足りない
などと次々問題がでてくるので、その対策に頭を痛めています。
4K HDRのテレビとディスプレイがあるのでFire TV 第3世代の差し替えが面倒なので…
1入力&多数出力の HDMIセレクター、スプリッターの中でも、UHD(4K)&HDR完全対応のものは、高価です。今回のNew火棒をもう1本買った方が安いです。詳しくは、
まとめ
このFire TV stick 4Kは、順当な価格で性能がアップしたFire TV とFire TV stickの後継機です。
「格安」、「大幅値下げ」のキーワードで買いあおるヤツは、まぎれもないアフィカスです。
Amazonプライム会員で、テレビでプライムビデオを見たいという人が、これから買うのなら、こっちが良いよ というくらいで、UHD(4K)テレビを持っていない人は、現行のFire TV stickやFire TV の在庫処分を狙うことをおすすめします。
手放しで おすすめですというヤツは、アフィカスですね。
2021年7月〜9月期の気になるアニメは? → こちらで紹介。
dアニメ やNetflixの月額会費を別に払えば、自由にみられるようになります。
私のように、ブログネタで新機種を毎年買う人は、保証延長はしなくて良いです。Amazonデバイスのどれ一つ、まだ故障した物がありません。
リモコンのボタンが使えなくなる原因は、脂の付いた指で押すからです。ポテチ、フライドポテト、ハンバーガーのマヨネーズなど、油ギトギトの指で操作していたでしょ?