USB Cable Tester(USBケーブルテスター)を買った。

USBケーブルの種類を調べるテスターが必要な時代になった。
日本製のUSB CABLE CHECKER 2(基板)は、品薄で入手性が悪くなっている。
日本でよく売れるガジェットは、中国メーカーが良く似たものを出してくる。
結論から言うと、
USB-Cの結線状態は分かるので eMarkerを表示できるUSBテスターと併用して USB CABLE CHECKER 2の代替に!
- 購入品:TREEDIX USB Cable Tester
- 購入時期:2023年 11月
- 購入価格:1,890円
- 購入店:Treedix JP(Amazonマーケットプレイス)
こんな方におすすめ
- USBケーブルがつながらないトラブルを経験した
- USB機器をたくさん持っている
- USB-Cケーブルの種類を知りたい
私は、この製品を自分で選んで、自腹で買って試している。
製品やサービスをタダでもらって、宣伝・提灯記事や動画をネットにばらまく”アフィカス”のステマ犯罪にうんざりしている。
私のブログには 広告案件記事はない。外国スポンサーの影響を受けないので 本当の事が書け、情報工作(プロパガンダ)もない。
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USBケーブルが どんな結線なのか?を調べられるTREEDIX USB Cable Tester 使用レポート
USB ケーブルテスターって何?
USB Cable Tester は、USBのコネクタとケーブルの接続状態を調べる基板である。
USBケーブルは、多種多様。コネクタも違えば、結線状態も違う。
日本のUSB CABLE CHECKER 2(ADUSBCIM)の 中国製パチモン、まぁ、一言で言えば パクリ商品だ。
USBに関する総論的なまとめ記事は、
USB Cable Tester(中国製パチモン)と USB CABLE CHECKER 2(日本製)の違い
USBケーブルテスターとUSB ケーブルチェッカー 2の違いは、主に3つ

- USB CABLE CHECKER 2は、eMarkerの有無とケーブルの抵抗値 がわかる
- USB Cable Testerは、AppleのLightningケーブルのテストができる
- USB CABLE CHECKER 2は 6千円、USB Cable Testerは、2千円
USB CABLE CHECKER 2には、マイコンがあって高機能であることと 日本製造なので 3倍高い。
eMarkerの有無を確認するために、高機能のUSBテスターを別に買うことを考えると、USB CABLE CHECKER 2の方が割安になる。
USB Cable Tester を写真で紹介
パッケージは、

- USB Cable Tester 本体
- 取扱説明書 日本語
基板むき出しのままなので、透明なプラ板で基板をカバーした 250円高のやつを買った方が良い。
基板むき出しの方を買った人は、基板の足(スペーサー)を付けよう。

スペーサーは、樹脂か金属か 手持ちのやつ、お好みで。
日本語説明書は、よくできていて 結線状態(ピンアサイン)も きちんと表にまとめてある。
USB Cable Testerの主な仕様
- 対応USB:USB-A、USB-C、USB-B、mini B、micro B、Lightning
- USBバージョン:USB1.0〜3.2
- サイズ:8.5×7×1.7cm
- 重さ:39g
USB Cable Tester のサイズ
Cable Testerの 大きさは、

8.5×7×1.7cmの基板。重さは、約39gだ。
USB Cable Tester の電源とか
基板には、USBの各種コネクタが並んでいる。

電源は、ボタン電池 CR2032。3V。
電源コネクタ(JST 2.0 PH)も付いているので、外部の3〜12V電源も使える。(基板に電源レギュレータICがついてるのを確認できる。)

電源スイッチは、安物のスライドスイッチなので、接点不良やポッチが折れるようなら 交換しよう。
マイコンや表示パネルもついていない、LEDランプを付けるだけの簡単な回路構成になっている。
USB Cable Tester のコネクタについて
USBケーブルには、向きがある。
テスターは、USBケーブルの元側を左側のコネクタに、先のデバイスにつなぐ方を右側のコネクタにつなぐ。

昔は、ユーザが USBケーブルの向きを間違えないように「USB-A→ USB-B」や「USB-Aプラグ→ USB Mini B」のようなケーブルが一般的だった。
USB-Cケーブルが主流になって、向きがなくなってしまって、やっかいな事になっている。
USBケーブルの結線状態表示 LEDランプ
USBケーブルの結線の 何がつながっているのか? を表示する LEDランプが並んでいる。

USB Cable Testerには、AppleのLightningケーブルなども調べられるのでコネクタの数が多い。
LEDランプも、接続元と接続先別々に表示するので、数が多い。
ケーブルのシールド(ノイズ保護、プラグの金属部分)の結線も知るランプもある。
デバイスによっては、この裏表の判定ができずに接続不良を起こします。
私は、Nintendo Switch本体下縁のUSB-C端子と USBオーディオアダプタの接続で経験しました。
ランプの横に テスターのプローブを当てる端子(テストパッド)があるので、プルアップ、プルダウン抵抗をテスターで見ることができる。

eMarkerいりのUSB4のケーブルは、デバイス側のGNDとCCの抵抗値を測ると…

1kΩのプルダウン抵抗がはいっていることが分かる。
USB2.0までは、4本の配線で良かった。
- 電源の2本:+( VBUS)、ー(GND)
- データ通信の2本:D+、D-
USB3.0以降で、配線数が増えた。
- 電源・バス電源:4ペア → VBUS、GND
- データ通信 :2ペア → D-、D+
- 超高速通信:4ペア → TX1+と-、TX2+と-、RX1+と-、RX2+と-
- コネクタやケーブルの向き → コンフィギュレーションチャンネル
- サイドバンド:2ペア → SBU1、SBU2
表示ランプのどれがついていれば良いのか? 分からないので、主なUSBケーブルをつないで どのランプが付くか調べてみよう。
USB Cable Tester を使ってUSBケーブルを調べる
代表的なUSBケーブルをつないだ時のLEDランプの付き方を あげておく。
ケーブルの不具合があるとき、どの結線がつながっていないのか? 参照できる。自分のため。
USB-Type B (USB-B)ケーブル USB2.0
プリンターケーブルや昔のオーディオインターフェースに使う標準的なもの。

USB2.0なので、電源の2本とデータ線の2本の4本だけ。
USB-Type B (USB-B)ケーブル USB3 / USB 10Gbps
外付けHDDをつなぐのに使う USB-Bで USB3 のタイプ。10Gbps対応。

USB3は、高速通信のデータ線(TX1+と-、TX2+と-、RX1+と-、RX2+と-)が付いている。
USB microB USB3 ケーブル USB3 / USB 5Gbps
外付けの光学式ドライブやHDDケースにつなぐ USB MicroB USB3 拡張端子。
USB2.0のmicroB端子の横に追加したプラグは、平べったくて大きい。

USB3ケーブルなので、高速通信のデータ線(TX1+と-、TX2+と-、RX1+と-、RX2+と-)が付いている。
USB-C USB2.0 ケーブル(USB-A→USB-C USB2.0ケーブル)
今(2022年以降)、もっとも普及している USB2.0(480Mbps)のUSB-A→USB-Cケーブル。

データ線は、2本だけ。D+とD- がある。電源のVBUS+とGND-もついている。
中国製パチモンのガジェットについている USB-Cケーブルは、このデータ線がついていない電源専用ケーブルなので注意されたし。
電源専用のUSB-Cケーブルは 「つないだのに認識しない問題」の元凶なので、ケーブルタグを付けて区別するか、線をニッパーで切って 資源ゴミとして捨てよう。
USB-C USB2.0 ケーブル(USB-C-USB-C USB2.0ケーブル)
どちらのプラグもUSB-Cで、USB-Cパワーケーブルとしても使われる。今後、もっとも普及するUSBケーブルだ。

このケーブルは向きがない。どちらをつないでも動作するようになっている。
中身はデータ通信 D+とD- と 向きやプラグの裏表の接続状態を確認する コンフィギュレーションチャンネル CCがある。
高速データ通信用のチャネルはないので、USB2.0のまま。
VBUSは2重になっていて、充電ケーブルとしてもよく使われている。
USB MiniB USB2.0 ケーブル(USB-A → USB MiniB ケーブル)
10年ほど前までは、このUSB MiniBケーブルが主流だった。

USB2.0なので、電源とデータ線は、一組だけ。
昔のマイコンボード、PS3のコントローラなどは、MiniBなので今でも必要なケーブルだ。
Apple Lightningケーブル
iPadに続き、iPhoneにも USB-Cが採用され、Lightningケーブルも、2023年で終わりになった。
まだ、いままでのApple製品がLightningケーブルを使うので なくなりはしない。
USB-A → Lightningコネクタ のタイプは、こんな感じの結線になっている。

基本的には、USB2.0の配線と同じで、データ線と電源の4本ってことか。
最近の USB-C → Lightningケーブルは、こんなかんじで、同じなことが分かる。

USB-Cのタイプは、9V充電も可能になっている。
USB-C → Lightningケーブルは 短命だったな。
Thunderbolt 3 / USB 3.2 Gen 2 ケーブル パッシブ
Ankerの Thunderbolt 3 / USB3.2 Gen2 (USB 32Gbps)のパッシブタイプの0.7mケーブル。
パッシブケーブル:信号増幅ICチップ(ハブ回路)を内蔵しないケーブル
いわゆる「フルスペックのUSB-Cケーブル」で、4K(Ultra HD)モニターへ映像を送ることができる。

ランプのほとんどが点灯し、まぶしい。
コンフィギュレーションチャンネル CC1とCC2の両方が点灯していることから、eMarkerのICチップがついていることが分かる。
20W/5A 100Wが流せるケーブルなので、当然 eMarker(ケーブル識別ICチップ)がついていなければ ならない。
高機能USBテスターで eMarkerの情報をみると…

Thunderbolt 3 、USB3.2 Gen2で、20V/5A 100Wに対応し、1m以下のパッシブケーブルであることが分かる。
Thunderbolt 4 / USB 4 40Gbps 240W ケーブル パッシブ
Amazonで、ノーブランドの中国製パチモンの USB4のケーブル 1m が 千円チョイで売られるようになった。

プラグに付く ロゴが、最近のUSB規格に準拠している。
Amazonで 実売価格800円で買ったケーブルだが、Mac mini + eGPU のThunderbolt 3ケーブルとして 問題なく使えることを確認した。
D-とD+が点灯してない方側が、デバイス側。
USB-Cを裏表にして差し込み直すと D-とD+の点灯する方が変わる。
eMarkerの情報をみると…

Thunderbolt 4、USB4.0 Gen3 で、50V/5A 250W、1m以下のパッシブタイプ であることが分かる。
50V/5A 250Wは、このケーブル単体で 巨大モニターやそこそこのグラフィックカードの電力を供給できることになる。
まとめ
複雑化していたUSBケーブルも、USB-Cで統一されることになった。
USB-Cケールの識別は難しい。なので、このようなUSB-Cの結線を調べるテスターが、次々と出てくるようになる。
なにか新しい物がでてきたら、買って試したい。