2018年以降、ブログを書いて儲かる人が減少
アフィリエイトは、紹介料/マージンを得るビジネスであり、「成果に繋がるように書かなくてはならない」というバイアスがかかるため、製品やサービスの情報は歪められ正確に伝えられません。
どんな業界、ジャンルのビジネスでも、楽して儲かることが知られるにつれ新規参入者が増えます。
そこで、「新規参入者」への教育、塾や養成所ビジネスは儲かります。新規参入者であふれた「楽して儲かる」そのビジネスは、過当競争になります。
過当競争(かとうきょうそう)
同じ店、業種、ジャンルの商売の激しい競争のこと。
お互いに身を削る、採算を度外視した商売で、最後まで生き残れるのは、最初に大もうけしたところだけ。厳しい戦いである。
我々の業界も、ひどい状態です。ヤバいどころじゃない…(自粛)なので、他の業界を例にあげます。
パン屋の過当競争
保育園のちかくにパン屋ができました。天然酵母を使うパン屋です。カレーパンや素朴な食パンなど人気商品があります。
開店当時から、保育園の送り迎えにきている親子からの口コミで火が付いて爆発的な大ヒットで、有名パン屋になります。
このパン屋の夫婦は偉い人でした。
パン屋を開業したい人へ、おしげもなく、その人気パンの製法とパン屋を開店するノウハウを短期間で教えて独立開店させたんです。テレビにも出ていましたよ。
破竹の勢いで、新規開店のパン屋があちこちにできました。それから、10年経って生き残っているのは?
ゼロ!(苦笑)。
1ヶ月ほどの手取り足取りな教育を受けたパン職人の付け焼き刃の技術と経営戦術では、5年、10年のスパン(中、長期的な期間)で、パン屋同士の過当競争から生き残れないんですよね。これが現実なんです。
ブログだけで食える人は、ほとんどいない現実を知って!
好き勝手にブログ記事を書いて、それで飯が食えるほど稼げる人は、もういません。
小遣い程度の稼ぎで良いと言う人でも、あまりの効率の悪さに根を上げる人がほとんどでしょう。

記事のネタのために自腹を切るので、始めて3年間は大赤字! 4年目でプラ転までいける人が仮に存在しても時給換算なら10円以下w
何度も言いますが、1万字を超えるような記事を、肩こりもなく、嬉々として書き続けられるような人でないと続けられません。
「ブログに書くネタがない」とか、そんな言葉がでてくるような人は、ブログで稼ごうなんて甘い考えを捨ててください。
ブログ塾に入っても、本当の「稼げるページ」の書き方やネタは教えてもらえません。
半年前のビジネスモデルが通用しない
iPhoneが登場して、一部のエリートしか使えなかった「インターネット」を、誰もが使えるようになってから、まだ15年です。
その成長と変貌ぶりは、すさまじい速度で変化しています。
半年前に成功した体験ですら、陳腐化して今では役に立たないんです。
ブログの先生たちが書いた本は、半年以上前に書かれた古い内容です。そんなものを読んでも役に立ちません。ブログの先生たちはブログでお金を稼いでいないので、その変化を知らないのですよ!すでに、ブログの先生は時代遅れなのです。
Google アップデートによる アクセス増減に一喜一憂
年数回あるGoogleアップデートで、検索の順位が大きく上下します。

そもそも、個人のブログやサイト(デタラメのまとめ記事)が企業の公式ページよりも上位にでてくることが矛盾しています。さらに、
アフィカスの存在に気が付き、商品名だけコピーして広告をクリックして買わない閲覧者の増加で収益性が日々悪くなっています。
ブログで稼げず、たのみのサロン業も先細り…
- サラリーマンを辞めて田舎に移住して、サラリーマンをdisる記事で転職サイトへの誘導
- アフィリエイトで稼ぐためのブログコンサル業
- 仮想通貨のブームに便乗して、交換所への誘導とアフィリで稼ぐ
- AdSenseの単価の下落と仮想通貨の広告廃止で収入減のため、コンサル業でnoteやBASEなどでネタを販売するコンサル業に回帰するも
- ブログ コンサルタント業の過当競争で鴨になる情弱が集まらない
- 情弱が多い Twitterで情報商材詐欺同然の集金業で稼ぐ
- YouTubeにシフトして収益の柱を模索するも行き詰まる
- 「会社辞めろ」と煽っておいて「責任はとれない」としらばくれる
- 4万円/件の単価の高いインターネット回線紹介に参入
- 2020年5月 不景気による広告単価が減少し焦る
- 「ブログで稼げる本」を出版するも、内容が古い上に全部パクリw
- Webライター業の講習を開き、鴨になる情弱を集める
- ”生きづらさ”を強調し、楽して儲けようとする情弱をあつめる
- ブログ/アフィリで楽して儲けるビジネスモデル崩壊をひた隠しにして情報商材詐欺で稼ぐ
- 「ブログは楽して儲かる」とオンラインサロンに勧誘すると景表法違反になるので「楽しく続けていれば儲かるかも?」と言いなおしているw
「ブログは稼げる!生活が楽になる。独立できる!」とブログサロンへ勧誘していた「たまたま運良く稼げた」人達が 手の平返しで、こんなツイートをしています。

景表法違反になるので「儲かる」の文言を削除しました。→スクショがあります。

副業を認める会社ですら、副業の内容を把握しないと雇用を継続しない
悪い情報は瞬く間に拡散します。「保育園の抽選に落ちた」など、個人のつぶやきのような些細なことが、大きな社会問題に発展するようになってしまいました。
東証一部上場企業など法令遵守(コンプライアンス)を企業イメージに掲げる一流企業では、社員一人一人を手厚く雇用する代わりに、会社の名前をおとしめるような違法行為を禁じています。
社員が副業で起こした不祥事や事故に対して、雇用している企業側として、どう対処するのか?
人事担当者が頭を痛めている課題です。
- 契約時に「副業禁止」を盛り込む
- 副業を認める条件に、「副業の内容を会社に細々と申告すること」を盛り込む
- アフィリエイト、ブログ、転売などネットを使う副業の場合、詳細な申告を義務づける
など対応策を次々と打ち出しています。

楽して儲かる商売には、反社会的組織とのつながりがあります。
大手企業CEOの友人は、5年ほど前から「守秘義務のある業種なので、SNS、インスタ、ブログ運営禁止」って項目を雇用契約書にいれています。
「啓発書、啓蒙書」を読む人は信用できない
啓発本やビジネス本、他人の成功の”自慢本”を読んで、自分も成功した気分になっている人がいます。
どの人も例外なく仕事が全然できないんです。屁理屈ばっかり言って、ちっとも手が動かない。口先だけで行動に移さない役立たずな人たちです。
そんな、啓発本を読んで書評をかいているような人の言うこと、その人のブログ自体まったく信用できません。さっさと立ち去りましょう!

本が好きなのは当たり前のことなので、なんの強みにもならない
使える日本語の言葉の数が少ない。つまり、語彙が少ない人は、ブログで稼ぐことは厳しいです。
語彙が多いと読書をすることが苦痛ではありません。読める人ほど書けるんです。だから、「本を薦める書評系ブロガにブログで稼ぎたい!」人が多いのも うなずけます。
だって、啓発本、ビジネス本と、そこらのブログで稼ぐ!をテーマにした連中の話は同じでしょ。
この理論が通用したのは、2017年まででした。もう、書評やテレビ番組や映画の感想を書いて、儲かる記事の方法は、先駆者によって上位を占められているので、新規参入で上位に表示される記事を書くのはきわめて困難です。
「ブログは儲かる」と嘘をついて誘った初心者を踏み台にする
インターネット上で稼ごうと思えば、SEOのための被リンクをはってくれる人たちを増やすことが重要です。
自分のブログ記事や動画へのリンクを増やすために、足でも稼ぐことが大切です。
東京や大阪などの都市部で行われるオフ会だけでなく、地方のオフ会にまで顔を出して、お互いにリンクを張り合う…なんて、姑息 どころじゃない、有効な手段を使うわけですよ。
主催者側になるほど、群がる底辺層のブロガー参加者から多くのリンクを張ってくれますから、Googleの評価も上がるので諸々の都合が良いんです。
【セルフ・ブランディング → 名の知れた人ほど儲かる】図式になります。
そもそも、知名度を上げて鴨になる情弱(養分)を集客するメリットが無ければ、面倒な手間のかかる宴会やイベントを催そうなんてしません。
割の良い金儲け、ビジネスに直結するから、やるんです!たった5人程度の集まりでも、これが毎月開催で目的を持ってやれば、バカにできないくらいメリットがあります。

集まる人が増えて規模が大きいとスポンサーが付きます。企業側からオファーも来ますよ。参加者からの参加費、差し入れだけでなく、広告を出したい企業からの、金ももらえるので、しんどいけど、持ち出しにはならない。
いや、大もうけできることもあるのでやめられないのがホンネです。
まとめ
こんなことを言うヤツらに だまされるな!
- 「会社 やめる ブログ」のキーワードを狙っている
- ブログは誰でもかけて簡単に儲かる
- ブログ塾に入れば儲かるブログができる
- 「継続」が一番大切!ブログ塾の月謝を払い続けよう
- パソコンの効率化をすれば、ブログがサクサクかけて儲かる
- 仮想通貨、株、FXの投資は儲かる
- 育児や日々の生活でおきたことをブログで書けば儲かる
- Webライターは稼げる!
- フリーランス最高!
- 会社の仕事はそっちのけで副業に精を出そう!
2014〜2016年まで楽して儲かる副業として、「ブログ塾」は有望なものでした。
「楽して儲かるオイシい仕事」は、みんなが一斉にはじめると、あっという間に過当競争に陥って「割の合わない仕事」になります。
最後に生き残るのは、「仕事」ではなく、「趣味や道楽」で採算度外視でやっている人だけになります。

だから、そのやり方を教えて儲ける「塾・サロン」と呼ばれる情報商材販売業(セミナー商法)だけが儲かっていました。そのオンラインサロン業すら過当競争で…。

そこそこの食っていけるだけの報酬と「ありがとうございました」と感謝の言葉をもらえる地道な現場の仕事を、みんなが分担してやっていかないと社会は回りません。
我が日本国の将来を担う若者をだまさないでください。
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消費者庁 苦情ホットライン 188
www.caa.go.jp