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菊水電子工業 Bluetoothスピーカー BSP-10を買ったのでレビュー。レトロなアナログオシロ風デザイン。

2022年9月3日

直流安定化電源や電子計測器の老舗メーカー「菊水電子工業」から、Bluetoothスピーカが販売されている。

菊水電子工業 BSP-10

以前、MakerFair で参考出品されていたBluetoothスピーカーで、3モデルがある。

2021年4月の発売だったか? 数量限定販売だったので早々に売り切れるから買えないな… とあきらめ、忘れ去っていた。

2022年の夏、計測器ランドをながめていたら、BSPシリーズの在庫があるのに気づく。Amazonでも売っていたw

菊水電子工業 Bluetoothスピーカー BSP-10
S爺
BSP-10の見た目は昔のオシロスコープですが、中身はタッチパネルのラズパイで、Bluetoothスピーカーとして機能します。

結論から言うと

BSP-10は、実用性に乏しい Bluetoothスピーカーで、電子工作好きのジジイの机の飾り物。

  • 購入品:菊水電子工業 Bluetoothスピーカー BSP-10
  • 購入時期:2022年7月
  • 購入価格:7,420円(6,270円+送料1,150円)
  • 購入店:計器ランド 通販ショップ

菊水電子工業 昭和レトロ計測器 Bluetoothスピーカー BSP-10 の使用レポート

菊水電子工業って何? BSPシリーズって何?

菊水電子工業(横浜)は、電子計測機器の老舗メーカー。

キクスイの直流安定化電源は、電子工作をする個人でも 1台は持っている。私も、買って使っている。

ヤフオク!で買った テクシオの中古電源が故障したので、新しくKIKUSUIの安いモデルを買おうと、計器ランドのサイトを見ていたら、BSPシリーズの在庫があるのに気づいた。

BSPシリーズって何?

公式サイトをみてもらった方が速い。

2021年4月からの発売だったが… 2021年の5月以降は多忙を極めていて…、すっかり忘れていた。

BSPシリーズには 3モデルがあって、それぞれ 6600円。日本製造。

菊水電子工業 BSP-10、BSP-20、BSP-30

真空管電圧計 バルボルの現物は見たことがない。

BSPの 3モデルは、それぞれ買って試しているので順次記事を公開していく。

菊水電子工業 Bluetoothスピーカー BSP-10を写真で紹介

BSP-10のパッケージ内容は、

菊水電子工業 BSP-10 同梱物
  • BSP-10 本体
  • ACアダプター DCケーブル 1.6m付き
  • ACケーブル メガネプラグ 1.5m
  • 取扱説明書
  • しおり「安全のために」
  • BSP-10 タッチパネル 操作マニュアル

取扱説明書は、3モデル共有だ。詳しく記載されている。

BSP-10だけのタッチパネル操作のフルカラーのマニュアルがついている。(なくしても、公式サイトにPDFあり)

BSP-10の主な仕様

  • タイプ:オシロスコープ 539型
  • 最大出力:1.8W モノラル
  • アンプ部:D級PWM(デジタルアンプ)
  • 通信:Bluetooth Ver 4.2
    • 対応コーデック:SBC / A2DP
  • 液晶タッチパネル表示
  • 電源:12V/5A DCプラグ 外径5.5m 内径 2.1mm
  • 大きさ:7.5 × 14 × 14 cm
  • 重さ:約550g
  • 保証期間:1年
  • 製造国:日本

BSP-10の正面観

菊水電子工業 BSP-10 正面観
  • 5cm径の円型液晶ディスプレイ タッチパネル
  • ダミーのつまみ(まわせない)
  • TONEつまみ
  • VOLUMEつまみ
  • POWERスイッチ
  • LEDランプ オレンジ色
  • 向かって左側にスピーカー

ケースは樹脂製。きれいな成形とつや消し塗装で凝っている。

タッチ液晶パネル

円型液晶ディスプレイは、タッチパネル式だ。

詳しい使い方は、付属の「BSP-10 タッチパネル操作マニュアル」を参照のこと。

電源投入時は、32秒間 画面が白くなったまま何も表示されない。買ってはじめて起動したら、壊れたのではないか?と不安に思うだろう。

起動に75秒前後かかる。

終了に、15秒ほどかかる。

BSP-10の中身は、Raspberry Pi 3A+ と5cm角の液晶タッチパネル。

RaspberryPi の扱いも含めた より高度な操作方法は、自己責任で。

Wi-Fiを有効にして インフラストラクチャモードで、RaspberryPi にリモートログインする方法が解説されている。

ダミーのつまみ

オシロスコープを模しているので、必要のないツマミも飾りで必要だ。

VOLUME つまみ

ボリュームつまみは、オシロのつまみ らしいデザインだ。

BSPシリーズの波形やUVメータ表示は、大きな音でBluetoothで入力されなければならない。

Bluetoothのソース側(スマホやPCなど)は最大音量にしないと、波形が出ない(UVメータが触れない)。

なので、ボリュームつまみを大きく右に(時計回りに)回したまま終了させてしまう。

次回、起動完了時にチャイムが 最大音量で鳴るのでビックリする。

起動する前に ボリュームは小さく(反時計回りに)しておこう。

S爺
日頃から ミキサーを使っていれば、ボリュームつまみは 最小にひねっておくクセがつくのですが…
TONE つまみ

低音強調ボリューム。右に回すと低音が大きくなる。

スピーカーで再生される音は、あまり良くない。TONEつまみを左右にひねっても、あまり音が変わらない。

POWERスイッチ

パチッパチッとオンオフしたのが分かりやすい トグルスイッチが、私は好きだ。

しかし、中のラズパイ(Raspberry Pi)の起動する時間(75秒)と終了時間(15秒)があるので、最初は戸惑った。

LEDランプ オレンジ色

電源のオンオフをオレンジ色のランプでってのが良い。

これを青にしたがるのが、中国メーカー。

スピーカー モノラル

向かって左側面に スピーカーがついている。ステレオではなく、モノラル再生。

再生周波数も、150Hz〜12000Hzが再生されているので、良い音とは言えない。

radikoを再生して聞くのに適している。

BSP-10の背面観

菊水電子工業 BSP-10 背面

背面には、DCジャックがある。

技適認証番号や、シリアル番号もある。

BSP-10のACアダプター

BSP-10 のACアダプター とDCプラグ

差し込むDCプラグは、おなじみの 5.5mm径 2.1mm径タイプ。12Vなので、延長DCケーブルの自作も可能だ。

菊水電子工業 BSP-10 ACアダプター

付属のACアダプターは、定格 12V/5A。

大きさは、5.1 × 11.1 × 3.3 cmで、メガネプラグのACケーブルをつける。

ACアダプター本体からでるDCケーブルは、1.6mあるので引き回しも、そこそこできる。

BSP-10の底面

菊水電子工業 BSP-10 底面

裏は、空冷のための吸気口があるくらい。

さすが、電子計測器メーカー。オモチャでも、ちゃんと作り込んである。

BSP-10を実際に使ってわかった 良い点 悪い点

ペアリングは、取扱説明書どおりにやれば、できる。失敗することもなかった。

特に難しいことはない。Mac、Windows 、iPhone、Bluetoothトランスミッター につながるのを確認した。

BSP-10 をモニター下においてみたが…

インテリアとして飾る術を私は知らない。

お気に入りのamiiboや 菓子についてくるフィギュアを置くくらい。飽きたら、放すので。

BSP-10 のメリット Pros

  • 電子工作、ガジェット系ブログ的に ネタにできた
  • 日本製のオモチャなのに、6600円と良心的価格
  • スマホのradikoを再生すると良い感じ
  • Echoの外部スピーカーにすると 面白い

BSP-10 のデメリット Cons

  • 起動時間に75秒、終了に15秒かかる
  • Bluetooth接続が不安定で、音楽止まったり、音が変になることがある
  • バッテリーを内蔵していない
  • ACアダプターが大きい
  • モノラルスピーカーが残念。音も悪いし

BT-B10のオシログラフ表示

BSP-10は、マイコンのRaspberry Piで、Bluetoothからの音声をオシログラフにしている。

なので、横の時間軸 Xと縦の電圧軸 Yを、左右の音声の電圧で表示する「リサージュ曲線」も表示できる。

昔、ニコニコ動画で、リサージュ曲線の「はちゅねミク」をオシロに表示する音源があった。

今でも持っている人は、表示してみるのも面白いだろう。

S爺
時間に余裕ができたら、記事を追加します。今年いっぱいは無理かもw

BSP-10を PCオーディオ アクセサリー として活用する

書斎机の いつも使っているPCオーディオのシステムに組み込む。

BSPシリーズを PCオーディオシステムで使う準備 Bluetoothトランスミッターをつなぐ

中級以上のAVアンプなら、音声出力を分岐するZONE機能が付いているので、Bluetoothトラスミッター(送信機)をつなぐ。

RX-A1080のZONE OUT をRCA→ミニステレオプラグで BT-B10(TXモード)につなぐ。

BSP-10で波形表示をするため、RX-A1080のZONE OUTをBT-B10につなぐ

BSP-10のボリュームは最小にして、BSP-10のスピーカーからは音がでないようにしておく。

液晶での音声波形だけを利用する。

RX-A1080を使って、ZONE 2の主力を VU3で VUメータを動かし、波形をBSP-10で表示する

ブログ書き作業中、Amazon Musicプレーヤの音は、AVアンプRX-A1080の2.1chで再生。

AVアンプのZONE OUT機能を生かして、VUメータの針を動かし、波形(0.8秒ほど遅れた音)を表示するw。

S爺
Bluetoothトランスミッターの電源をいれて、BSP-10も起動して…、AVアンプの接続設定(シーン切替)… と、ものすごく手間がかかります。

本物のオシログラフを使いたい人は… 初心者用のやつがあるので↓で紹介している。

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まとめ

菊水電子工業のBSPシリーズは、「何それ? 何に使うの? どうするの?」と興味を持てるのは、一部のジジイたちだけだ。

BSP-10は、他の20や30と比べて、液晶パネルがある分 できることが多い。

昨今、リモートで仕事をする人が増え、ブログや動画で、パソコン机を自慢する「デスクツアー」に興味を持つ人が増えている。

昭和の真空管ラジオに似せたBluetoothスピーカーは既にいろいろ出ているが、昔の電子計測器に似せたBluetoothスピーカは珍しい。

昇降機能付き机、横にやたら長いモニターなど、みんな同じようなグッズでそろえている デスクトップの装飾自慢をする連中にとっては、まったく興味のわかないものだ。

3モデルとも 6600円なので、ラズパイとタッチパネルで動作する BSP-10が1番お得なのかもしれない。

「台数限定の売り切りごめん」だったはずだが、1年以上経ってもまだ売っているので、欲しい人は、なくならないうちに どうぞ。

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  • この記事を書いた人

SG(S爺)

週末にゲームに興じるジジイです。 提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。

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